Sunday, April 12, 2020

Ricoh Theta Z1 のリモコン M5StickC 版

RICOH Theta Z1 のリモコンを M5StickC で作ってみました。
M5StickC はバッテリー内蔵で、WiFi, BLE が使えて、表示部分もあって、ボタンも2つ (電源ボタンも含めれば3つ) 使えて、Theta のリモコンにするにはとてもよいハードウェアです。
BLE での操作では Theta をスリープさせる、スリープから復帰させる、ができるので、運用がとても楽です。
去年の秋ごろにできてたんですけど、いろいろまとめてからポストしようと思ってたのですが、まとまらないので、とりあえず動画だけポストします。
今は
  • 事前に WiFi で Theta につないで Authしておかないといけない。でも、1回やればいいだけなので個人的には今のままでも不便に感じてないので、この中にWiFiでのAuthも組み込むモチベーションが低い。
  • Arduino 環境だと BLE で問題が発生するので、ESP-IDF 3.2 で btu_init.c をちょっと書き換えて作っているので、同じ環境をわざわざ作って使う人がいるか疑問。
という状態です。



Sunday, June 2, 2019

Lightroom 6.14 で RICOH THETA Stitcher を使う

RICOH THETA Z1 を購入して RAW で撮影できると喜んでいたのですが、RICOH THETA Stitcher は Lightroom Classic CC 7.5 以上でないと動かないとのこと。どうにか愛用の Lightroom 6.14 で動かす方法はないかとたどりついたのが以下です。
前提は Mac の Lightroom 6.14 です。
RICOH THETA Stitcher はプラグインという名前になっていますが、実際のところは Lightroom Classic CC の Export Plugin にはなってなくて、ただのアプリケーションのようです。
RICOH THETA Stitcher は "LightroomClassic"というアプリケーションが動いているかを調べているだけなので、"LightroomClassic"というアプリケーションを動作させておけば、Lightroom 6.14 でも使用できます。
"LightroomClassic"という名前のアプリはXcodeでそういう名前のアプリを作成すればすぐ作れますので作ってみました。
Download
Xcodeで何もしないアプリを作っただけです。

使用方法

"LightroomClassic" を起動しておきます。
あとは説明書の手順で後処理でRICOH THETA Stitcher を開くようにしてあげればLR6.14でも開いてStitchできます。
ちなみにRICOH THETA Stitcher の説明書のP.1の「RICOH THETA Stitcher を Adobe Photoshop Lightroom Classic CC から使う 以下の手順で設定をしてください。」以下はLR6ではEdit inで使用しないのならやらなくてもよいようです。

"LightroomClassic"を起動しておけばLightroomを起動しなくても、Dockに登録したRICOH THETA StitcherにDNGを変換したJPGやTIFFをDropするだけで同じフォルダにDNGファイルが必要等の制限はありますが使用できます。

Monday, April 29, 2019

Nikkor Z 14-30mm f/4 S の Lightroom 6 用 Lens Profile

f/11 14, 16, 20, 24, 30mm のみで作成しました。
Download

Lightroom 6.14 で Map Module を使えるようにする

Map Module を久しぶりに使おうとしたら、Oops! とか言われて使えませんでした。調べてみるとGoogle Map API の課金方法が変わったかなんかで、古い Lightroom では Google Map API が使用できなくなっているとのことでした。世の中便利なもので、それに対応して Patch を当ててる人がいたので、やってみたところ表示されるようになりました。
https://github.com/astuder/lightroom-map-fix ここのpatchを使わせてもらいました。
手順通りにやれば動きますが、Mac で Python 3 のインストールのあと、patchluastr.py をそのまま実行しようとするともともとある Python 2.7 で実行しようとしてエラーが出るので、python3 patchluastr.py 〜 としました。



Monday, February 18, 2019

Python 3

Lightroom 6.14 で Map Moduleが使えなくなったことに対する対応で Map Module に Patch をあてたのですが、その時 Python 3 をインストールしたのをすっかり忘れていて、これなんでインストールしたのかなと思ったので、記録しておきます。

Saturday, January 19, 2019

Nikkor Z 24-70mm f/4 S の Lightroom 6 用の Lens Profile

Lightroom6で使用するために作成しました。最新のLightroomを使っている人は必要ないので、使う人はいないとは思うけれど、おいておこうかと思います。
使用説明書に従い作ってみました。F11で24mm, 35mm, 70mmでRAWしか作成してません。
Download

Wednesday, October 24, 2018

Adobe Photoshop Lightroom 6.14 で Nikon Z 7 の RAW ファイルを使う

使い慣れているLightroom 6はもう更新されないので、Z 7 のRAWが使えません。
Adobe DNG Converter 11.0.0.61でZ 7のNEFからDNGに変換できるようになったので、それでもよいのですが、LightroomのCamera CalibrationでAdobe Standard以外選択できません。
NEFを直接ImportできてCamera Calibrationもいろいろ使えたらなあと思い試した結果が以下です。
実際にやられるかたは自己責任で。
Lightroom 6.14 Mac でのみ試してます。

Z 7  NEF をそのまま import できるようにする
D850とZ 7はだいたい同じという想定で、かつD850はLightroomでは使わないという想定で、
/Applications/Adobe Lightroom/Adobe Lightroom.app/Contents/Frameworks/CameraRaw.lrtoolkit/Versions/Current/CameraRaw
Binary Editor
D850 → Z 7<NULL>
に書き換える 2箇所
NEF がそのまま import できるようになるが、以下が異なる。他にもあるかも。
  • 露出が少し違う。DNG Converter 11 DNG に変換して import した場合より +0.2 明るい。
    Exposure -0.2 すれば同じに見えるようになる。
  • 自動ゆがみ補正が Built In されない。
    Z Nikkor
    では自動ゆがみ補正はオフにできないが、オフにした画像が取り込まれる。
    Z Nikkor
    Lens Profile Adobe から提供されていないので、手動での適用になる。
    Lens Profile
    が提供されているレンズでも Nikon の自動ゆがみ補正と Adobe Lens Profile は同じでは無いので、結果が少し違う。
  • ヴィネットコントロールや回析補正はどうなるかは未検証
Z 7 用の Camera Profile を使用できるようにする
DNG Converter DNG に変換して import してしまうと、LR6 Camera Raw には Z 7 Camera Profile が無いので、使えない。

方法1
/Applications/Adobe Lightroom/Adobe Lightroom.app/Contents/Resources/CameraProfiles/index.dat
binary editor 9文字のカメラ名で使わないものを、例えば
Nikon D4S
Nikon Z 7 に置換する
/Applications/Adobe Lightroom/Adobe Lightroom.app/Contents/Resources/CameraProfiles/Adobe Standard
Nikon D850 Adobe Standard.dcp dcptool decompile して D850 → Z 7 に変更して、compile して、 Nikon Z 7 Adobe Standard.dcp を作る
/Applications/Adobe Lightroom/Adobe Lightroom.app/Contents/Resources/CameraProfiles/Camera/Nikon Z 7 を作成し、
/Applications/Adobe Lightroom/Adobe Lightroom.app/Contents/Resources/CameraProfiles/Camera/Nikon D850 dcpファイルを同様に作成する。

方法2
DNG Converter 11 をインストールする。
/Library/Application Support/Adobe/CameraRaw/CameraProfiles 以下を
/Applications/Adobe Lightroom/Adobe Lightroom.app/Contents/Resources/CameraProfiles

以下に全てコピー。Nikon Z 7 以外は未検証。