Saturday, June 13, 2020

Logicool Craft の Crown を Lightroom 6.14 で使う方法

Logicool Craft には Crown というダイヤルインターフェースがついているのですが、Lightroom 6.14 はうまく認識されませんでした。
Adobe Lightroom/Adobe Lightroom.app を
Adobe Lightroom Classic/Adobe Lightroom Classic.app に rename したら使えるようになりました。
かすみの除去も使えます。

M5StickC の Firmware Update をおこない macOS Catalina からの書き込みが簡単にできるようにする

M5StickC は macOS Catalina だとうまく書き込めなくて、G0 を GND に落として書き込んでましたが、Firmware を更新すると G0 を GND に落とさなくてもうまく書き込めるようになりました。
最初はうまくFirmware の更新ができなかったのですが、ケーブルを変えたり、何度か試したりしているうちに更新できました。

Saturday, May 16, 2020

MIDI2LR を使って Lightroom 6.14 でかすみの除去を使用できるようにする

タイトルどおりですが、MIDI2LR を使って Dehaze をアサインすれば Lightroom 6.14 でもかすみの除去が使えます。
これは全然期待していなかったので、嬉しかったです。

Tuesday, May 5, 2020

MIDI2LR を使って nanoKONTROL2 を Lightroom 6.14 の編集用コントローラーとして使用する


MIDI コントローラーを Lightroom の編集に使用できるようにする MIDI2LR というものを遅ればせながらつい最近知ったので、MIDI コントローラーを購入して設定してみました。
設定が落ち着いてきたのでメモしておきます。
使用環境

  • Lightroom 6.14
  • MIDI2LR 3.4.10.0
  • MIDI コントローラー KORG nanoKONTROL2

nanoKONTROL2 にしたのは安かったからです。
ノブがエンドレスで回転するものの方が使いやすいとの話だったのですが、まあ、お試しだしこれでもいいかなと。結果としては結構満足しています。
nanoKONTROL2にはシーン機能はないですが、MIDI2LR で Profile の変更ができるので、シーン機能のようなことができます。結局現在はプロファイルを5個切り替えて使っています。
設定の方法等はいろいろな人が書いているのでそれを参照していただくとして、困ったこととそれの対応だけ書いておきます。

LEDが点灯しない

nanoKONTROL2 のスイッチには大部分LEDが内蔵されているのですが、普通の使い方だとうまく点灯しません。そこで次の方法で点灯させるようにしました。

  • nanoKONTROL2 の LED の点灯方法は External にする
  • MIDI2LR のアプリケーションの LR_IPC_In.cpp を書き換えて Exposure の値が MIDI に返される時などに LED を ON/OFF するための 信号も送付するようにする

Rating, Flag, Color Label はそもそも更新されても MIDI に送られない

Lightroom Plugin SDK の仕様のようなので、以下の変更をしました。

  • Client.lua の下のあたりに Develop の Tool が変更されたのを監視している部分があるので、そこに Rating, Flag, Color を読み込む部分を追加して、MIDI2LR アプリケーションに送る
  • MIDI2LR アプリケーションではそれを受けてMIDI に LED ON/OFF を送る

最初は Exposure なんかの他の値が更新された時に同時に Rating 等を調べて送ってみたのですが、NextPhoto した後に GetRating とかしてもひとつ前の写真の値が返ってきたりして、安定せず、結局ポーリングすることにしました。
そもそもキーボード側で"2"かなんか押して Rating 変えても AdjustmentChangeObserver には何も返ってこないので、ポーリングするしかないです。
ソースも公開されていて、Mac では Xcode でアプリケーション部分のコンパイルができます。プラグイン部分はプラグインSDKをダウンロードしなくても、公開されているソースの Client.lua を変更して、Pluginの中におけばいいです。

Sunday, April 12, 2020

Ricoh Theta Z1 のリモコン M5StickC 版

RICOH Theta Z1 のリモコンを M5StickC で作ってみました。
M5StickC はバッテリー内蔵で、WiFi, BLE が使えて、表示部分もあって、ボタンも2つ (電源ボタンも含めれば3つ) 使えて、Theta のリモコンにするにはとてもよいハードウェアです。
BLE での操作では Theta をスリープさせる、スリープから復帰させる、ができるので、運用がとても楽です。
去年の秋ごろにできてたんですけど、いろいろまとめてからポストしようと思ってたのですが、まとまらないので、とりあえず動画だけポストします。
今は
  • 事前に WiFi で Theta につないで Authしておかないといけない。でも、1回やればいいだけなので個人的には今のままでも不便に感じてないので、この中にWiFiでのAuthも組み込むモチベーションが低い。
  • Arduino 環境だと BLE で問題が発生するので、ESP-IDF 3.2 で btu_init.c をちょっと書き換えて作っているので、同じ環境をわざわざ作って使う人がいるか疑問。
という状態です。



Sunday, June 2, 2019

Lightroom 6.14 で RICOH THETA Stitcher を使う

RICOH THETA Z1 を購入して RAW で撮影できると喜んでいたのですが、RICOH THETA Stitcher は Lightroom Classic CC 7.5 以上でないと動かないとのこと。どうにか愛用の Lightroom 6.14 で動かす方法はないかとたどりついたのが以下です。
前提は Mac の Lightroom 6.14 です。
RICOH THETA Stitcher はプラグインという名前になっていますが、実際のところは Lightroom Classic CC の Export Plugin にはなってなくて、ただのアプリケーションのようです。
RICOH THETA Stitcher は "LightroomClassic"というアプリケーションが動いているかを調べているだけなので、"LightroomClassic"というアプリケーションを動作させておけば、Lightroom 6.14 でも使用できます。
"LightroomClassic"という名前のアプリはXcodeでそういう名前のアプリを作成すればすぐ作れますので作ってみました。
Download
Xcodeで何もしないアプリを作っただけです。

使用方法

"LightroomClassic" を起動しておきます。
あとは説明書の手順で後処理でRICOH THETA Stitcher を開くようにしてあげればLR6.14でも開いてStitchできます。
ちなみにRICOH THETA Stitcher の説明書のP.1の「RICOH THETA Stitcher を Adobe Photoshop Lightroom Classic CC から使う 以下の手順で設定をしてください。」以下はLR6ではEdit inで使用しないのならやらなくてもよいようです。

"LightroomClassic"を起動しておけばLightroomを起動しなくても、Dockに登録したRICOH THETA StitcherにDNGを変換したJPGやTIFFをDropするだけで同じフォルダにDNGファイルが必要等の制限はありますが使用できます。